加賀友禅作家

加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。

松内 美詠子
落款

平成2年 独立
平成6年 第2回加賀友禅いろどり会 協同組合加賀染振興協会理事長賞

猫より睡眠時間が長い「不良・ダメダメ・超残念作家」
今まで自分が納得できた作品はひとつも無い。
願わくば、死ぬまでに、1円にならなくても、少しは納得できるものを作れれば本望。
100年後、200年後、加賀友禅は「幻の伝統工芸」になっている気がしないでもない。


師匠/池田裕可