かなざわ憧憬

加賀百万石の城下町金沢は、犀川、浅野川と二つの清流が兼六園と金沢城をはさむように流れ、四季折々の美しい表情を見せている。伝統文化を育むこの町のDNAは、前田藩の庇護のもと高い技術を持った職人たちが磨きあげてきた数々の工芸品をはじめ、茶道や能楽、お菓子、加賀料理などに至るまで、それらは現在も脈々と、ごく自然体で継承されている。町並みの魅力としては武家屋敷界隈、また三つある茶屋街は観光客にも人気があり、ベンガラ格子の風情には着物姿がよく似合います。金沢の懐の深さは、現代アートの「金沢21世紀美術館《も伝統工芸も同じという考え方であり、時代が変わろうともアートと工芸が生活の中でほどよく調和されている金沢。そんな町を訪ねて・・・。