加賀友禅作家
加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。
勝野 緑峯
東京で舞台美術を学び、28歳でこの世界に飛び込みました。友禅界に新しい風を吹き込みたく、蒔絵をあしらった道具物遠近感を感じさせる風景物で、着物ファンを魅了させられたらと思います。
師匠/矢田博