加賀友禅作家
加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。
寺井 英世
昭和47年 金丸充夫氏に師事
昭和49年 直江良三氏に師事
昭和49年 相川松映氏に水墨画の指導を受ける
昭和56年 加賀友禅認定を受け落款登録
昭和63年 第43回新匠工芸展 京都市美術館 訪問着「宴」入選
平成元年 第44回新匠工芸展 東京都美術館 訪問着「春草」入選
平成2年 第45回新匠工芸展 東京都美術館 訪問着「新生松」入選
その他加賀友禅いろどり会出品、加賀友禅技術保存会出品、加賀友禅新作競技会出品 等
師匠/直江良三