加賀友禅作家
加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。
鶴見 晋史
染色の美しさを考えながら作品制作しています
加賀友禅作家
協同組合 加賀染振興協会理事
伝統工芸士
金城大学短期大学 非常勤講師
1969年 | 6月14日、加賀友禅作家 鶴見保次の長男として生まれる |
1993年 | 九州産業大学芸術学部美術学科 卒業 |
1993年 | 日本工芸会正会員・坂井教人氏に師事、東京友禅を学ぶ |
1996年 | 父親で日展作家・鶴見保次氏に師事、加賀友禅を学ぶ |
2001年 | ドイツ・イギリスへ工芸と絵画を学ぶために派遣留学 |
2006年 | 日展 工芸美術 初入選 |
2015年 | 日本現代工芸美術展にて現代工芸賞を受賞 |
2017年 | 日本現代工芸美術展にて現代工芸本会員賞を受賞 |
2019年 | 改組 新 第六回 日展にて特選を受賞 |
出品展覧会: | 金沢市工芸展、現代美術展、日本現代工芸美術展、日展 |
師匠/鶴見保次