加賀友禅作家
加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。
中西 淑子
暮らしの中に息づく友禅染めを追い求めている。
1991年 | 加賀友禅の仕事に従事する |
1999年 | 呉服店に勤務しながら加賀友禅染を続ける |
2001年 | 加賀友禅作家として独立し、以後、販売の仕事に従事しながら作家活動を続ける |
2012年 | 金沢市東山にアトリエ淑々庵を構え、小物制作も開始する |
2014年 | オリジナルで制作していたがま口が「金沢がま口」として、石川ブランド製品に認定される |
2017年 2月25日 |
伝統工芸士認定 |
2019年 | 「加賀友禅の体験・見学」プランを作り、アトリエ淑々庵にて加賀友禅染の体験を実施しはじめる |
高校卒業後、加賀友禅の仕事に従事し、2001年に作家として独立。販売の仕事をしながら作家活動を続け、一貫制作に拘る。着物のみならず小物制作も開始し、がま口は「金沢がま口」として石川ブランド製品に認定される。
師匠/二代由水十久