加賀友禅作家
加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。
加藤 加代子
1971年 初代由水十久氏に師事
1974年 第15回石川の伝統工芸展初入選 以後4回入選
1981年 独立
2015年 第37回伝統加賀友禅工芸展 銅賞受賞
2016年 第38回伝統加賀友禅工芸展 銅賞受賞
2017年 加賀友禅伝統工芸士 認定
心に響いたものをスケッチし、着物を着た人がその響きを感じられる様に、つくりたいと思っています。
師匠/初代由水十久