加賀友禅作家
加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。
古泉 良範
自然と古典紋様から美しさの基本を学び気品のある新しいデザインを作ることを心がけています
1972年 | 長崎県出身 |
1995年 | 日本大学芸術学部卒業 白坂幸蔵氏に師事 |
2007年 | 独立 |
2008年 | 伝統工芸士認定 |
2013年 | 第39回加賀友禅新作競技会 中部経済産業局長賞 |
2016年 | キモノプロジェクト「イマジンワンワールド」に参加「ウズベキスタン共和国」の振袖を製作 |
2017年 | 第43回加賀友禅新作競技会 中部経済産業局長賞 |
2018年 | 第44回加賀友禅新作競技会 金沢市長賞 |
2019年 | 中国蘇州市で開催されたユネスコ認定都市参加の展示会にて実演 |
2020年 | 「イマジンワンワールド」アメリカ領「ヴァージン諸島」の振袖を製作 |
2020年 | 第46回加賀友禅新作競技会 石川県知事賞 |
師匠/白坂幸蔵