加賀友禅作家
加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。
本間 哲哉
本間染飾工芸
幼い頃から海、山、川に囲まれた自然豊かな金沢で育ちました。
その自然の持つ美しさ、厳しさ、雄大さ、また古典の持つ洗練された品格、雅をデザインに取り入れ、色、柄、バランスの取れた「着て美しい着物」を創ろうと、日々精進しています。
加賀友禅の伝統を守りつつ,新たな技法、新たな感性で表現する作品創りを心がけています。
1968年 | 8月12日生 |
1989年 | 鶴見保次氏に師事 |
1999年 | 独立 |
2003年 | 第29回加賀友禅新作競技会 中部産業局長賞 |
2018年 | 第44回加賀友禅新作競技会 協同組合加賀染振興協会理事長賞 |
2022年 | 第48回加賀友禅新作競技会 石川県知事賞 |
師匠/鶴見保次